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今回は、皆さんも一度は耳にしたことがあるであろう、
コーキングについて簡単に説明したいと思います。
外壁塗装におけるコーキング(シーリング)は
外壁の隙間や接合部に防水材を充填する作業のことを指します。
これは建物の防水性を保つために非常に重要です。
◎役割◎
①防水性の確保
外壁の接合部や隙間にコーキング材を充填することで
雨水の侵入を防ぎます。これにより建物内部への水漏れや
構造材の腐食を防ぎます。
②外壁の保護
コーキングによって隙間を埋めることで、外壁のひび割れや
剥がれを防ぎます。
③断熱性・気密性の向上
隙間を埋めることで外気の侵入を防ぎ、室内の断熱性や
気密性を向上させます。
◎コーキングの手順◎
①古いコーキングの撤去
劣化した古いコーキングをカッターや専用工具で
取り除きます。
②清掃
隙間や接合部をきれいに掃除し、ホコリや
汚れを取り除きます。
③プライマーの塗布
コーキング材の密着性を高めるために、
プライマーを塗布します。
④コーキング材の充填
均一にコーキング材を充填します。
⑤仕上げ
ヘラなどで表面を均一にし、滑らかに仕上げます。
⑥乾燥
指定された時間、コーキング材が完全に乾燥させます。
◎メンテナンス◎
定期的なメンテナンスが必要で、一般的に5~10年毎に
コーキングの状態をチェックし、劣化が見られる場合は
早めに補修することが推奨されます。