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月別アーカイブ: 2024年5月

コーキングとは?

今回は、皆さんも一度は耳にしたことがあるであろう、
コーキングについて簡単に説明したいと思います。

外壁塗装におけるコーキング(シーリング)は
外壁の隙間や接合部に防水材を充填する作業のことを指します。
これは建物の防水性を保つために非常に重要です。

 

◎役割◎
①防水性の確保
外壁の接合部や隙間にコーキング材を充填することで
雨水の侵入を防ぎます。これにより建物内部への水漏れや
構造材の腐食を防ぎます。

②外壁の保護
コーキングによって隙間を埋めることで、外壁のひび割れや
剥がれを防ぎます。

③断熱性・気密性の向上
隙間を埋めることで外気の侵入を防ぎ、室内の断熱性や
気密性を向上させます。

 

◎コーキングの手順◎
①古いコーキングの撤去
劣化した古いコーキングをカッターや専用工具で
取り除きます。

②清掃
隙間や接合部をきれいに掃除し、ホコリや
汚れを取り除きます。

③プライマーの塗布
コーキング材の密着性を高めるために、
プライマーを塗布します。

④コーキング材の充填
均一にコーキング材を充填します。

⑤仕上げ
ヘラなどで表面を均一にし、滑らかに仕上げます。

⑥乾燥
指定された時間、コーキング材が完全に乾燥させます。

 

◎メンテナンス◎

定期的なメンテナンスが必要で、一般的に5~10年毎に
コーキングの状態をチェックし、劣化が見られる場合は
早めに補修することが推奨されます。

 

住宅塗装後のメンテナンスとチェックポイント

 

①定期的な洗浄

塗装後、定期的に住宅を洗浄することが重要です。
特に雨風が強い地域や汚れやすい環境では、
1年に1回程度の洗浄が推奨されます。
柔らかいブラシやスポンジ、中性洗剤を使用して表面を優しく洗いましょう。
高圧洗浄機は塗装を傷つける可能性があるため、
素人は避けるべきです。

 

②定期的な点検

塗装後、定期的に住宅の外壁や屋根を点検しましょう。
特に雨漏りや剥がれ、ひび割れなどの異常がないかを
チェックします。
雨漏りや水の侵入を防ぐためにも、雨樋や排水溝のつまりを
定期的に確認し、清掃しておきましょう。

 

③木部の保護

木製部分(窓枠やデッキなど)は特に風雨にさらされやすいため、
定期的なメンテナンスが必要です。木部保護塗料やシーラーを
定期的に塗布し、木材を保護しましょう。

 

④専門家の定期点検

定期的な点検やメンテナンスを行う際には、専門の塗装業視野に
点検を依頼することも重要です。専門家による点検やアドバイスを
受けることによって住宅の耐久性を高めることができます。

 

 

これらのメンテナンス方法と定期的なチェックポイントを実践することで
住宅の塗装面を美しく保ち、耐久性を維持することができます。
また、定期的なメンテナンスは住宅の価値を保つうえでも重要ですので、
積極的に取り組むことをおすすめします(^_-)-☆

適切な塗装の膜厚とは?

今回は膜厚について簡単に説明します。

塗装の耐久性を左右する大きな要素の一つが
塗料の膜厚です。

一般的に、厚塗りにするほど耐久性が向上しますが
過度に厚く塗りすぎると割れや剥がれの原因にもなり得ます。

適切な塗膜厚は、使用する塗料の種類や塗装する地域の
気候条件によって変わります。

プロの塗装業者は、これらの要素を考慮して最適な塗膜厚を
提案してくれます。

耐久性と美観を両立させるためにも、塗装工事を依頼する際は
塗膜厚についても相談することが重要です。